長年乗った愛車を手放す際に、買取店と車の売却契約を結び、引き渡すこともあるでしょう。基本的には車を買取店に引き渡した後、売却契約を締結した際に提示された金額が入金されますが、中には40万円で売却契約を結んだのに、その後20万円に減額されてしまうようなケースもあります。
減額される主なケースと、減額されないための対策について解説します。
車売却契約後に減額される主なケース
車を引き渡す際には、買取店が売却の査定金額を提示して、満足であれば契約を結ぶというのが一般的な流れです。売主としては、金額に納得して契約したのに、その後減額されたら納得できないかもしれません。
しかし、実際に契約後に減額されることはあります。減額の理由はさまざまですが、今回は4つほど紹介します。
減額される理由4選
① 契約後に大きな車両不具合が判明した
買取店による契約前の査定では、外観や内装などの見た目や駆動系などの走行に関係する部分が主に確認されます。ただ、査定の段階では事細かに隅々まで確認できないため、全ての不具合が分かるわけではありません。
そのため、契約が結ばれた後に買取店が詳細を確認していく中で、車の持ち主も知らなかった不具合が見つかることもあります。
②隠していた修理履歴がバレた
車を売却する際には、できるだけ高値で買い取ってほしいと思うのは当たり前の感覚です。中には買い取り価格に影響するため、修理歴を隠してしまう人もいるかもしれません。
その場合、査定時の軽い確認ではバレないことも有り得ますが、引き渡し後に改めて精査した際に見つかってしまう可能性もあります。
なお、車を売却する際には、不具合を申告する義務が売り手にはあります。もしも故意に修理歴や事故歴を隠していると、瑕疵(かし)担保責任が問われ、最悪の場合は損害賠償を請求されるかもしれません。
③中古車で購入した際に実は、事故車だった
中古車で車を購入した際に実は事故車だった事はよくあります。車販売店も査定のスキルが無いにも関わらず中古車の販売をしているお店は沢山あります。購入時に実は事故車で、買取店が査定時に見落としてしまい、引き渡し後に改めて精査した際に見つかってしまう可能性もあります。
④悪徳業者に引っかかってしまった
車の売却先として悪徳業者を選んでしまった場合、売り手に落ち度がなかったとしても、難癖を付けて売却価格が減額されることもあるかもしれません。
契約後に減額されないための対策
契約後に減額されると、次に購入する車の費用に影響が出るなど、当初の予定が狂う可能性があります。
契約後に減額されないための4つのポイント
ポイント1
修理歴や不具合を全て正直に話す。
修理歴や不具合箇所については全て正直に話すことが大切です。後々修理歴や不具合が発見されると減額になり得ますし、なによりうそをつくと瑕疵担保責任が問われる可能性があります。
また、こちらが誠実に不具合箇所を説明すると、業者も安心して処理を進めてくれるはずです。業者とのやり取りも人と人との信頼関係が大切ですので、うそをつかずに誠実な対応を心がけましょう。
ポイント2
契約後に減額しないことをうたっている買取店を選ぶ。
買取業者の中には、公式サイトなどに契約後の減額をしないと明記している買取店があります。こういった買取店は契約前の査定に自信があり、後々トラブルが見つかっても、査定時に見つけられなかったもとします。
ポイント3
信頼できる買取店を選ぶ。
悪徳業者を避けるという意味では、日ごろからお世話になっている信頼できる買取店を選ぶことも有効です。
ポイント4
引き渡しから入金までの流れ・時間の確認をする。
引き渡しから入金が早い買取店をオススメします。帝国データバンクの「中古車店」の倒産発生状況の調査によると、中古車の買取・販売を手掛ける「中古車店」の倒産率は過去10年で年間最多の90件に到達する見込みです。資金振りが悪い買取店ですと買取車両を業者オークションなどで売却した後に入金することになります。そのため入金が2週間後になる買取店は多く存在します。
出来るだけ短い期間で入金ができる買取店を選ぶことも有効です。
そんなハッピーカーズでは、即日支払いで買取しております。
まとめ
車の売却契約を結んだ後でも、状況によっては減額される可能性があります。減額されないためには買取店選びも大切ですが、売り手側の誠実な対応も求められます。
契約後に減額されることがないように気を付けましょう。
また、ハッピーカーズ松戸店(LigareCars)では、減額は致しません。また引取りの際に現金又はネットバンキングで振込致します。
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ハッピーカーズ
中山史之