コラム

車を買取に出すときに、早めの現金化を望む方もいるのではないでしょうか。沢山の買取店がある中で、ほとんどが引取り日からお支払いまで3日から遅いところだと2週間近くかかる場合があります。全ての買取業者が即日払いの対応しているわけではありません。なぜ！？引取り日から入金が遅くなるのでしょうか？

①引き渡し後に再査定をする。

査定時では分からない車のトラブル(エンジン内部やエアコン・消耗品)や修復歴や板金歴など、査定時に見落とすケースは非常に多いです。その為、引取りから入金までに時間がある場合はお客様に減額対象と伝えることが優位に働きます。

②業者専用のオークションに
出品する。

買取車両は、自社で販売するケースもありますが多くは業者専用の競（業者オークション）に出します。業者専用の競では、車の評価をしてます。6点・5点・4点・3.5点・3点・R点と評価が出ます。その評価と査定した際の評価が一致した場合に入金をするケースが多いです。おおよそ引取り日から3日程で評価が出ます。こちらも査定時の評価と乖離がある場合は、減額されるケースが非常に高いです。

③店舗運営が厳しく
買取店にそもそも現金が無い。

買取店にお車を引き渡してから1週間から2週間の会社は要注意です。お店自体に買取の資金が無いケースが非常に高いです。何故、1週間から2週間になるかと言うと、業者専用の競(業者オークション)に買取店が車を出品して売れたらそのお金をお客様に振込ケースがあります。

①会社が倒産するケース・・・

入金が遅い会社はキャッシュ振りが非常に悪く、自転車操業のケースがあります。お車をお渡しして入金前に倒産や夜逃げされるケースも報告されております。

②業者専用オークション(競)で高く売れなかったケース・・・

買取契約で100万でしたが、買取店が業者オークションに出して90万で売れてしまった場合、10万円は減額対象になることが非常に多いです。

③業者専用オークション(競)で買い手が付かないケース・・・

買取店はお客様から引取った車を業者オークションに出品しますが『売れない』事はたくさんあります。オークション会場での平均落札率は約70%です。10台に3台は売れ残ります。売れない場合は、減額もしくは返却になり引き渡しから2週間後にご自宅に車が戻ってくることもあります。